息子が上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(OCD)になっちゃった。

このブログは、 野球をやっている息子が上腕骨小頭離断性骨軟骨炎と診断されてから、 手術、そしてリハビリを経て、復帰に至るまでを記録していくことを目的としています。 基本は自分と息子の為のものとなりますが、 同じ症状になっている方の一助となれば幸いです。

新体制での初練習試合



テストが終わった。


そして、2年生1年生で25名での初の練習。
バッティングが許可された旨を監督に話し、早速バッティング練習をしたそうだが・・・・

なんだかんだで約1年弱ぶりのバッティング。
全然思う通りにいかなかったらしい。


その週の日曜日に新体制での練習試合がある。
本人は試合へ出る気満々だが、出ても代打か代走。
それでもうれしいらしい。


父母会も新体制、試合の間に簡単な打ち合わせがある為、
練習試合の見学もあわせて参加する。

グラウンドに着いた時には、ちょうど試合が始まっていた。

初回の守りに入っていたが、当然そこに息子の姿はない。
その後の攻撃でも、3塁コーチに息子の姿はない。

すると・・・


ベンチから離れて、素振りをする息子の姿が・・・・。

いや。いくらなんでも早いって!!

こんな早くアピールしたって、出番があったとしても、中盤以降だから、

こんな早い回からお前の出番はないから・・・。


そんなことを思っていた2回裏・・・・

先頭打者として、打席前のストレッチをしている息子の姿が・・・・・


「え?出るのか?!、こんな早く代打??? 誰か怪我でもしたのか?」

と思ったが、練習中の1年生マネージャーの途切れ途切れのアナウンスが・・・


「ご、5番、し・・指名打者? 〇〇君」


DHかよ!!!

しかも、いきなり5番かよ?!

慣れてないアナウンスでいきなり「指名打者」って言わせるのかよ?!

私が唖然としている中、妻は冷静にスマホの録画を始めた。


1打席目:
初球、いきなりフルスイングの空振り。
後で聞いたが、初球は絶対に振ると決めていたそうだ。

このスイングで、内外野が少し下がる。

2球目、変化球がワンバウンドでボール。

カウント1-1の3球目。

打った打球が3遊間へ転がる。ショートが逆シングルで捕ったものの、1塁へ投げれず内野安打。

初球のフルスイングで、内野が少し下がってくれたのが功を奏した。

記念すべき高校初打席は、内野安打だった。

次の打者(6番バッター)の3球目に盗塁を決め、セカンドゴロの間に3塁へ。

続く7番バッターの高くバウンドする内野ゴロの間にホームを踏む。
軟式野球か?!)


2打席目:
アウトランナーなしでの打席。
ストレートの四球で出塁。
バッテリーエラーと内野ゴロで、3塁まで進んだが、得点ならず。

2打席で終了。以降は3塁コーチへ。

上々の高校野球デビューだった。


さぞ喜んでいると思ったら、息子が家に帰ってきて開口一番。

「サイン間違えた!!」とのこと。

どうやら、初出塁後の盗塁だが、盗塁のサインがでた後、取り消しのサインがでていたらしい。
今まで3塁コーチでサインはみていたものの、自分に対してのサインは初。
しっかりと再度確認が必要。

次の練習試合からは、秋季大会を見越して代打での登場らしい。
与えられたのは、1打席しかないのだから、ミスのないように・・・