息子が上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(OCD)になっちゃった。

このブログは、 野球をやっている息子が上腕骨小頭離断性骨軟骨炎と診断されてから、 手術、そしてリハビリを経て、復帰に至るまでを記録していくことを目的としています。 基本は自分と息子の為のものとなりますが、 同じ症状になっている方の一助となれば幸いです。

上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の治療法について② ~外科的治療~

上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(以下:OCD)の外科的治療を紹介します。1.骨穿孔術(ドリリング)病床部分の骨に穴をあけ、出血させ軟骨の形成を促す方法です。出血がポイントです。血管がない軟骨に血液を与えることで、軟骨の形成を促すことになります。初…

サプリメントを学ぶ

息子の為にサプリメント(以下:サプリ)を購入した話は以前書いた。冬トレが体力(筋力)UP、体幹力UP中心にシフトし、ただでさえ食の細い息子が、より食べなくなった為の緊急対策として、サプリを導入した。先回も書いたが、私はサプリ否定派だ。しか…

合同練習

急遽予定が変更となった。この日は、強豪大学へおじゃまして合同練習となった。後から聞いた話だが、元々は部の代表何人かを大学野球の練習を体験させる目的だったそうだが、先方から、体験に来るのであれば全員来てください。となったそうだ。親の見学もO…

上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の治療法について① ~保存療法~

上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(以下:OCD)と診断されると、まず保存療法がとられます。基準は、軟骨が剥がれているかどうかと骨端線があるかどうかです。軟骨が剥がれていなくて、まだ骨端線がある場合は、この方法がとられます。保存療法とは、肘の使用を…

刺激

時を戻そう(笑)※前回から時が戻ってます(12月)息子が冬練習のスケジュールをもらってきた。いつもは1か月分なのだが、今回は、12月、1月、2月の3か月分のスケジュールであった。当然だが、練習試合のスケジュールは入っていない。従って、全て自グ…

2020年を振り返る。

え~と。新年1回目の更新です。なぜ、こんなに更新が遅かったのかというと・・・自分がブログを書いていることをすっかり忘れていたからだ!!!(堂々)すいません。さて、今回は、息子の2020年を振り返ります。息子の場合、2020年は、ほぼ1年を通じて、…

前鋸筋?

さて、前鋸筋(ぜんきょきん)の痛みということで前鋸筋について調べてみた。「前鋸筋 野球」で検索をした所、こちらがヒットした。野球×理学療法士野球選手のための解剖学 前鋸筋https://sakuraiku.hatenablog.com/entry/2020/10/25/070246確かに筋肉につ…

新たなる試練か?! 前鋸筋の痛み

息子が、投げると右わき辺りがなんかおかしいと訴えてきた。よくよく聞くと痛みのようだ。特別の試合の時に少し変だと思ったらしい。その後の練習では、痛みを感じなかったそうだが、最後に行われた練習試合で、再び痛みがでたそうだ。「痛いという訳はない…

最後の練習試合

特別な大会後、練習試合の予定は2試合だったが、1試合は雨で中止となった為、これが最後の試合。息子は、A戦では、3塁コーチを務め、8回に代打として出場し、その後ライトの守備についた。守備機会は1回。ランナーなしでのフライだった。代打では三振…

あとは栄養だ!

部活は、すっかり冬トレの状態。すでに子ども達から「ウエイトリーダー」。通称「リーダー」と呼ばれている部長先生の指示の元、トレーニングを行っている。本格的なトレーニングを始めたばかりなので、まだ目に見えた効果の実感はないようだが、うちの息子…

練習メニューの変更

特別な大会が終了した。高野連の規則では、11月いっぱいまでは練習試合ができるが、期末試験があるため、11月中旬からは、部活自体もなくなる。残りの練習試合は2試合となった。これと同時に練習メニューも変更となった。【大会前まで】放課後グラウンド集…

特別な大会2日目

前日、1日雨が降った影響で、グラウンドがぐちゃぐちゃの状態。その為、2試合行われる予定が急遽1試合のみとなった。対戦相手は、練習試合であたっている。この時は確か引き分けだった。チームとしての実力は五分五分だと思う相手だ。今回、相手先発投手…

特別な大会 初日&二試合目

2試合目の対戦相手は、県大会出場校。この大会出場校で最も強いチームとの対戦となった。こちらは、1回戦でエースを使ってしまった為、この試合で出場することはできない。圧倒的な差がつくかと思ったが、相手も1試合目にエースを投入した関係で、この試…

特別な大会 初日&第一試合

※このブログは約1カ月遅れ進行です。この試合は11月に行われていることを注記します。今日は初日。1日で四試合組まれている。1試合目に勝ては、2試合できるトーナメント式である。時間短縮の為に、試合前のノックは各チームがそれぞれ行うのではなく、両…

特別な大会に向け

特別な大会に向け、背番号の配布があった。息子は18番をもらってきた。本人は悔しがっていたが、まだ守備位置に制約があり、全力で投げられない息子。しかも打撃の方は絶不調。これでレギュラー背番号をもらってきたら、それこそチームの実力はどうなの?…

チームのモチベーション

息子が全く打てない状態。息子の練習試合が解禁となり、息子ばかりを見ていたが、チーム全体が全く打てていない。打てていないだけでなく、守れてもいない状態。その為、練習試合では、相手と一方的な点差になっている。折角時間を割いて、対戦していただく…

復活3試合目

復活3試合目。試合前に監督と話をした。「折角復活したのに、打つ方がハナクソで申し訳ありません」と謝罪したが、監督はそうは見ておらず、説明をしていただいたが良く判らない(爆)。ただ、どうやら難しいことをやっているというニアンスだけは判った。…

復活2試合目

復活2試合目は、2番ライトで先発出場。外野での出場は、確か小学校は3年生時に1回。中学硬式でも2回経験している。フライ2本を難なくさばいた。内野手のカバーもキチンとできている。この試合は、全力で投げる場面はなかった。一方バッティングの方・…

部長先生の正体

監督のキャラが凄いので、陰に隠れてしまっているが、実はこの4月から我が校は野球部部長が新しい方になっている。昨年までは、教頭先生が部長兼務だったのだが、校長になられた関係で、新しい部長を迎えることになったそうだ。この部長先生、若いのもある…

復活!1試合目

練習試合前。監督から「試合に出ても良いって聞きました」と話をいただいた。「1年以上投げてないから、期待はしないでください。」と返しておいた。1試合目。息子は、3塁コーチ&代打で出場。代打では、四球を選び、その後上手い走塁で得点をあげた。2…

復活への第1歩

息子の回復状況は順調である。投げても肘の痛みは全くないそうだ。通っている接骨院は、既に2週間に1回で良いと言われているが、自分の肘と向き合う時間を持たせたいので、週1で接骨院に通っている。その接骨院からついに・・・・練習試合へのフル参加が…

上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(OCD)について③ ~軟骨から見るOCD~

ど素人が、何の前知識もなくOCDについて調べ始め、最初は「????」状態でした。(今でも全容は判っていませんが/爆)OCDは骨から軟骨が剥がれ落ちる症状です。離断性と文字はありますが、軟骨炎という炎症のような名前です。炎症????むしろ剥…

なんと特別な試合が決定!

高校野球の監督は、必ずしも教員である必要はない。しかし、公立高校の監督は、ほとんどが教師(先生)である。うちの高校の監督も教師である。監督(教師)を長年していると、自分の教え子が教師になって、別の高校の野球部監督や部長となることもある。そ…

撮影場所探し

練習試合は、自校でやる場合もあれば、相手校でやる場合もある。相手校で行う場合、到着後まず行うのが、観戦場所の確保。選手たちの邪魔にならない場所で、見やすくて、日陰、持ってきた椅子が置ける場所を探す。すぐに見つかられなかった時には、対戦相…

自校グラウンドでなぜ練習試合が行われなかったのか?

練習試合は、自校でやる場合もあれば、相手校でやる場合もある。息子の入学前の話だが、自校のグラウンドでは、あまり練習試合をしなかったらしい。つまり、相手校のグラウンドで行うのが主だったそうだ。広さの問題なのか? まさか準備が面倒だからはないよ…

逃げたのかと思ったら

とある練習試合。試合開始から、息子は3塁コーチのポジションについていなかった。息子の声はよく通るので、外野で観戦していても判る。その声も聞こえなかった。嫁もそのことに気づき「声聞こえない。ベンチにいる?」と聞いてきた。探してみると・・・1…

上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(OCD)について②

先回は、OCDについてどのような症状なのかを説明しましたが、今回は、この障害のやっかいな所についてです。【痛みがない】一番やっかいな所は、初期症状において、痛みを感じないということです。その為、痛みがでた場合は、もはや手遅れのケースが多い…

現在地

このブログは、約1か月遅れの進行をしていますが、正直、手術後の回復度合いが順調すぎて、書くことがなくなってきました。この辺りで一波乱あって、絶望的になって・・・・そこから復活!といきたい所ですが、これがリアルガチなんですね(笑)。ブログを…

新たな練習

小学校から今まで、練習試合、公式戦とも、打席の動画を撮っていた。思い出記録として始めたのだが、三振や凡打だったりすると、見ることがなくなるので、毎試合後、家で必ず全打席の振り返りをしていた。今やこの動画も1打席のみである。勿論、この1打席…

緊張と集中

代打は超緊張するとのこと。外から見ていて、そうは見えない。打席に入るまで、打席に入ってから、投球の合間の仕草を見ていても、緊張しているとは思えない。これは、相手に「自分は緊張していない」ように見せているとのことらしい。では、打席に立ったら…