手術という選択肢
スポーツ整形専門の先生による受診の日。
ここまでを振り返ると・・・・
息子は、2月に痛みを訴えて以来、6月まで約5か月間は投球を自粛。
やっていたのは、バッティングだけ、その間の試合も代打で出場しただけ。
7月から投球を再開したが、元々投手ではないので、投げすぎるということはない。
8月の最後の大会以降は、投げるどころか野球すらしていない。
つまり、のべ10ヵ月程、投げていないことになる。
このまま保存療法をして、果たして肘を気にせず投げられるようになるのか?
この辺りを率直に聞きたかった。
名前を呼ばれ、診療室に入ると、既に先生が、
2月に撮影した肘の画像と、11月に撮影した画像を見比べている所だった。
「投げると痛いか?」
「はい。」
「じゃあ。腕を見せて」
腕の曲げ伸ばしをした際、ポキッと関節が鳴った。
肘の外側の部分をグリグリとして・・・
「痛いか?」
「痛くはないです。でも・・・」
「なんか気持ち悪いか?」
「はい。なんか変な感じです」
一通り肘の様子を診た後、
「思いっきり投げたいよな~?」
「投げたいです。」
診断結果は、上腕骨小頭離断性骨軟骨炎は変わらず。
2月に撮影した肘の故障部分は気持ち小さくなっているものの、
2月の段階では開いていた肘の骨端線は既に閉じているため、
保存療法では、今後効果は期待できないとのこと。
最終確認の為、再度CT検査を行うが、
手術を選択肢のひとつにしておいた方が良いと話をいただいた。