息子が上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(OCD)になっちゃった。

このブログは、 野球をやっている息子が上腕骨小頭離断性骨軟骨炎と診断されてから、 手術、そしてリハビリを経て、復帰に至るまでを記録していくことを目的としています。 基本は自分と息子の為のものとなりますが、 同じ症状になっている方の一助となれば幸いです。

ここまでの経緯

中学2年生(2019年)2月のある練習終了後、肘が痛いと訴える。

今まで体のどかかが痛いといった訴えはなかった。
不定期ではあるが、検査を行っても、特に悪い所は見つからなかった。

そんな息子が初めて痛いと訴えてきた。
痛い箇所を聞くと、肘の外側だと言う。
“肘の外側は危険”という知識だけはあったので、翌日病院へ。
肘のレントゲンを撮ったが問題なし。
とりあえずは2週間程度投球禁止後、再度病院へ来るようにとのこと。

問題なしということで安心したが、2週間は投げられない。
検査と結果をしらせてくれただけで、特に治療やリハビリ方法を教えてくれた訳ではないし、薬をくれた訳でもない。
(投げないことが治療なので、当然といえば当然ですが・・・)

どうせ2週間投げられないのだから、これを好機と捉えて、
体全体のメンテナンスをし、専門家から、リハビリ方法やトレーニング方法を学ぶことは、後々の財産になるのでは・・・と。

野球経験者のいる接骨院へ。

接骨院にてエコー検査をした所、
医者ではないので、はっきりと言えないが“上腕骨小頭離断性骨軟骨炎”の可能性も考えられるので、念のため、もう一度病院へ行き、CTかMRI検査をするようすすめられる。

前に行った病院に行くのは気が引けたので、別の病院へ
接骨院へ行ったら、キチンと調べてもらった方が良いと言われた旨を話し、
レントゲンとCT、その後MRIをにて調べた所、上腕骨小頭離断性骨軟骨炎と診断される。(その時、病院より「良く判ったね」と言われたそうです)

まだ剥がれている訳ではないのと、骨端線がまだあるので、保存療法でいくことに。

2週間の投球禁止→3か月間の投球禁止を言われる。
素振り、軽い?バッティングはOK。

5月、バッティングはOKをもらう。
6月、(軽めであれば)投げて良いとの診断をいただくが、本人がびびって自粛。
7月 投球を再開。痛くはないとのことだが、8月の最後の大会を復帰を標準にして、リハビリは欠かさず、慎重に投球を行う。

最後の大会の時には、痛くないとのことだが、
痛める前の投球フォームとあきらかに違うフォームになっていた。

8月最後の大会終了。
最後の大会終了後は、高校受験があることもあり、投球どころか野球自体を行わず過ごした。

11月。
12月にチームの卒団式があるので、少しは(野球を)やっておかないと・・・
という気持ちがあったのか?
キャッチボールを始めた所、肘の痛みが再発。

今ここでキッチリ治しておかないと、高校で再発したらどうしようもないので、
再度病院へ行き、レントゲン検査、MRI検査を行う。
診断結果は全く同じ「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎」。
ただ、完全にはがれていないので、手術という選択肢はない。
やはり保存療法となるのだが、もうすでに何か月も投げていないことを加味し、
一度スポーツ整形の専門の先生に診てもらった方が良いとのこと。

この病院のグループ病院では、月に1度、診察に来てくれるスポーツ整形専門の先生がいるので、その先生に診てもらうように紹介状を書いてもらう。

スポーツ整形専門の先生が診察の日に受診。

物語はここから始まります。