前のチームの応援
さて、キャッチボールをしたこの日、中学硬式野球の最後の大会があった。
勿論、息子が所属していたチームも出場している。
今回は交流戦ということで、勝っても負けても6試合ができる仕組みだ。
急に息子から、「見に行きたい」と。
昨年3月、手術をし退院直後に、遅くなった高校合格の報告をしに行って以来だ。
この時は、腕はガチガチに固められ、足を引きづって歩いていた。
行くのは構わないが(現3年生のお父さん達とも話もできるし・・・)
どうせ行くなら、うちの高校の先生達が挨拶に行く日曜日(翌日)にしたらどうだと。
それは嫌!!
と返事。
そんなに嫌がらなくても・・・
と思ったが、魂胆があるらしい。
先生達より先に行くことで、前チームの代表や監督より、「〇〇応援にきてましたよ」と先生へ言ってもらえる。
「おっ・・・ちゃんと前のチームに顔をだしてるな。」
と感心してもらえる。
ということらしい。
ちょっと待て・・・・
そもそも土日祝活動の中学硬式野球に対して、こちらも土日祝は活動しているんだから、物理的に「顔をだす」ことができない訳で、これは息子と同じ行動をしている先生達だってご存知のはず。
セコイこと考えるな~と思ったが、この日の試合会場は家から一番近い球場なので、出かけることとする。
試合前に選手たちと話がしたいと息子。なので、試合開始時間の20分前に会場着(1試合目だから読みやすい)
すると・・・・ちょうど試合が始まるところだった。
開始予定時間よりかなり早いが、それはこの日の暑さ故とのことだ。
その為、試合前に選手、コーチ、監督には挨拶できなかった。
父母の皆さまに挨拶をし、試合を観戦している代表へ挨拶。
「明日。部長さんと監督さんが挨拶に来るよ」と。
代表より、3年生の進学先についての情報を得て、試合を観戦。
息子は既にスカウトと化しており、対戦相手も含め観察をしていた。
しかし・・・・暑い。とにかく暑い。
この球場は屋根が一切なく、近くに樹木もない。
チームでテント(タープ)を用意してくれているが、テントの下でも暑い。
しかもこの日に限って、この球場の名物でもある外野泣かせの風が一切ない。
息子が中学の時は、父母当番や練習試合での審判等があり、週末は炎天下の下で活動していたのだが、息子が高校へ入ってからは、見に行くのは練習試合のみ。その練習試合も日陰での観戦と生ぬるい生活をしていることを実感。
やばいな~この暑さ。これは1試合もたないかも・・・。
と思っていた所・・・・。
急に風がでて、一気に暗くなり、雨が降り出し、一気に土砂降りに。
試合は勿論中断。選手達は避難。
こちらも一旦車へ避難。
ここで帰ろうかと思ったが、選手、コーチ、監督に挨拶をしていない。
どうしようかとぐずぐずしていたら、雨がパタっと止み。日差しが・・・。
なんなんだこれは・・・
ある意味、観戦はしやすくなったが、肝心のグラウンドが水浸し。
急遽グラウンド整備となった。
この隙に、監督とコーチに挨拶。
監督は、先日の公式戦初打席のことを知っていたようで、
「逐次お前の情報ははいるからな。」とニヤリ。
久しぶりにいろいろな人と話ができて楽しかった。
息子の怪我の回復具合を聞いてくれる方が多く、覚えていてくれてるんだとちょっと感動した。