息子が上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(OCD)になっちゃった。

このブログは、 野球をやっている息子が上腕骨小頭離断性骨軟骨炎と診断されてから、 手術、そしてリハビリを経て、復帰に至るまでを記録していくことを目的としています。 基本は自分と息子の為のものとなりますが、 同じ症状になっている方の一助となれば幸いです。

術式と手術のリスクについて

自家軟骨柱移植術
骨軟骨移植(mosaic plasty)というそうで、
膝の軟骨を取り、肘に移植する手術です。
膝軟骨は、右肘なので右膝から取るそうです。

膝と肘にメスを入れる為、全身麻酔となるそうです。
手術時間は2時間~3時間


手術におけるリスク

手術でできることは、軟骨の移植。
肘に入れた軟骨が、必ずしも肘になじむとは限りません。
自分の軟骨なので、なじむ可能性は高いのですが、
100%なじむとは断言できないとのこと。

また、なじむ時期も人それぞれ。
平均で6か月だそうです。
ただ、ここで手術をした人は、100%復帰ができているとのこと。

感染症
手術を行う以上、感染症のリスクはあります。
感染症とは、手術を行った部分に細菌が入り込むことです。
細菌は、空気中の他、皮膚にも存在しており、どんなに注意を払っても、
一定の割合で発生してしまうそうです。


深部静脈血栓症および肺塞栓症
エコノミークラス症候群と呼ばれています。
長時間同じ姿勢でいることで、肺の血管が突然詰まる病気です。
手術は、文字通り長時間同じ姿勢(全身麻酔がかかっているので)ですので、
このリスクがあります。


再発の可能性について、
投球動作によって発生したOCDですので、
治ったからといって、同じ投球動作を行うと、再発する可能性がある。
手術後リハビリと同時に投球動作の改善を行う必要がある。